金正男暗殺犯人男の現在(北朝鮮帰国後)は?抹殺か共和国英雄勲章栄誉か?

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2月13日午前中、マレーシア・クアラルンプール国際空港で起こった、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄・金正男(キム・ジョンナム)暗殺事件。

この事件の実行役といわれていた北朝鮮人4人。

すでに、北朝鮮に帰国しているようですが、彼らは現在どうしているのでしょうか。

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北朝鮮では正男氏は知られているのか?

週刊現代の特別編成委員・近藤大介氏が、朝鮮労働党幹部にインタビューしました。

――平壌には、2月13日午前中に起こった金正男暗殺事件は、いつどのような形で広まったのか?

「その日の午後には、私の耳に事件の一報が飛び込んできた。内部での発表などは一切ないが、実は平壌の口コミ社会は非常に発達しているのだ。

おそらく他の朝鮮労働党や朝鮮人民軍の幹部たちも、私と同時期くらいに知ったことだろう。翌々日の15日に、平壌体育館で開かれた『金正日同志誕生75周年慶祝中央報告大会』に参加した党や軍の幹部たちは、すでに全員が知っていたはずだ」

――北朝鮮の一般市民も知っているのか?

「一般市民は、元帥様(金正恩委員長)に兄弟がいることすら知らない。まして外国暮らしの異母兄のことなど、まったく知らない。存在すら知らないのだから、死亡したことなど知るわけもない」

引用元 週刊現代

高官は口コミが見れるなんて意外ですね。

一般市民は、やはり、正男氏の存在は知りませんでした。

正男氏は邪魔だったのか?

――金正恩委員長にとって、金正男氏は、どのような存在だったのか?

「想像するに、長年にわたって邪魔で仕方ない存在だったろう。

正男は、’01年に日本で、みっともない形で拘束された時、将軍様(故・金正日総書記)の逆鱗に触れた。

その時、父親から出国禁止を言い渡されたが、正男はしばらくすると、その命令を無視して、再び海外生活を始めた。それで将軍様に、『二度と平壌に戻って来るな』と厳命されたのだ。

だから将軍様が、’11年12月に逝去された時も、正男は祖国に戻っていない。いまの元帥様も父親と同様の方針を貫いており、正男の帰国を許さなかった。

元帥様は、正男の海外での放蕩ぶりと、天衣無縫な発言を案じておられた。それでも張成沢(金正恩の叔父の党行政部長)と金敬姫(金正日総書記妹の軽工業部長)夫妻がパトロンとなって、正男に送金を続けていた。

それが’13年12月に、張成沢が処刑されたことで、正男への送金も途絶えた。

正男は、北京やマカオなどに、計4つもの家庭を持っていたと聞いている。そのため、パトロンを失った後は、さぞや生活を維持するのに苦労したことだろう」

引用元 週刊現代

2001年の日本の出来事とは、成田空港での拘束事件のことです。

偽造パスポートで日本への不法入国を図り、入管難民法違反で拘束・収容。

外交問題への発展を恐れた日本国政府の判断で国外退去処分となり、中国・北京へと移送されました。

これが、運命の別れ道だったんですね。

正恩委員長の秘密主義

――そのような正男氏に、金正恩委員長はなぜ、殺害指令を出したのか?

「私が聞いているのは、正男が米帝(アメリカ)に担がれて、亡命政府を樹立するのを、元帥様が危惧されたということだ。

正男がこれまで、外国で好き勝手にしゃべってきたのは事実だが、それだからと言って、殺す必要まであったのか。その辺りの気持ちは、元帥様に伺わないと分からない」

――金委員長の命令を受けて、実際に犯行に及んだのは、北朝鮮のどの機関だったのか。

「中心になったのは、朝鮮人民軍偵察総局の19課だと聞いている。彼らは血の気の多い連中ばかりだから、久々の海外での大仕事ということで、はりきって遂行したのだろう。

加えて、国家保衛省がサポートしたとも聞いている。その意味では、偵察総局と国家保衛省の『共同事業』と言える」

――猛毒のVXガスは、北朝鮮からマレーシアまで運び込んだのか?

「それについては、まったく知らない。おそらくそうだろう。いろんなところに分散して忍ばせれば、少量の薬品をマレーシアまで運ぶのは、それほど難しいことではないと思う」

引用元 週刊現代

正恩委員長は、完璧な秘密主義のようです。

実の兄の命まで狙うとなると、戦国時代の日本みたいですね。

現代では、なかなか考えづらい世界です。

また、VXガスは、北朝鮮からマレーシアに運ばれたようです。

そのあたりは、足がつかないよう徹底しているんでしょう。

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実行役4人の現在は?

――マレーシア警察は、実行役として、呉ジョンギル、李ジェナム、洪ソンハク、李ジヒョンの4人の北朝鮮人を指名手配した。だが4人はすでに、ウラジオストクなどを経由して、北朝鮮に帰国済みであることが確認されている。

この4人は帰国後、金委員長の命令を完遂した栄誉を称えられ、「共和国英雄勲章」を授かったりしたのか?

「おそらく先代の将軍様の時代ならば、そうなっていただろう。

例えば、将軍様は幹部同士の密告を奨励していた。そして、その密告が正しかった場合、対象者を粛清した後、必ず密告者に褒美を与え、抜擢していた。そうすることで、幹部たちに忠誠心を植えつけていたのだ。

ところが、いまの元帥様の統治方法は違う。父親同様に密告を奨励しているが、密告が正しかった場合、対象者を粛清した後、密告者をも粛清するのだ。なぜなら密告者は、知ってはならない秘密を知ってしまっているからだ。

今回の正男の暗殺事件でも、元帥様は、帰国した4人の実行役を、直ちに抹殺するよう命じたと聞いている」

引用元 週刊現代

正恩委員長の完全秘密主義が垣間見えます。

やはり、すでに、4人はこの世にいないようです。

情報で勝負が決まるので、一切の甘えは許さないのでしょう。

恐ろしすぎる世界です。

しかし、命令されて、それを全うし粛清だと、そのうち誰も言うことを聞かなくなる気がします。

それどころか、クーデターになるのではないでしょうか。

高官も粛清?

――それでは、マレーシアを追放された北朝鮮の姜哲大使や、逮捕後に釈放されて、やはり国外追放になった李ジョンチョル氏も、北朝鮮に帰国すると粛清される運命にあるのか?

「二人がこの事件の一味だったり、事件の真相について知っていたとしたら、そうなる可能性が高いのではないか。

姜哲大使の前任の張勇哲駐マレーシア大使も、ただ張成沢の甥だというだけで、張成沢の処刑後に帰国を命じられ、一家で処刑された。

今回、李ジョンチョルは、自分がマレーシア警察に逮捕されれば、マレーシアの監獄に繋がれるものの、命は助かると思っていたのではないか。だからマレーシアに残って逮捕された。

それが釈放されてしまったことで、家族もろとも強制帰国となったのだから、内心では喜ぶどころか、粛清を恐れていることだろう」

引用元 週刊現代

正恩委員長にとっては、優秀な人間だろうと、とにかく秘密を優先させるようです。

義理人情は、一切許されないと…。

自国に英雄として帰るより、捕まったほうがいいとは、皮肉です。

極秘の命令をされた時点で、実行しても地獄、断っても地獄という生き地獄で生きているんですね。

おわりに

北朝鮮で生まれた人は、先の見えない人生をどのように思うのでしょう。

このままおとなしく、人生を終わらせるのでしょうか。

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