小池百合子排除発言きっかけフリー記者顔画像名前や経歴(ブラックリスト)は?

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10月22日の衆議院選挙で、希望の党大敗の原因となった、小池百合子代表の「排除発言」。

「排除」を思わず言ってしまったきっかけを作ったフリー記者とは、誰なのでしょう。

実は、このフリー記者について、小池代表は以前から警戒しており、質問をさせないようにしていました。

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フリー記者とは?

9月25日、小池知事は、希望の党結党の会見を開きました。

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問題となったのは、その4日後の9月29日の都知事会見。

そこで「排除発言」を引き出したのは、『検証・小池都政』(緑風出版)などの著書があるフリージャーナリストの横田一(よこた・はじめ)さんです。

横田さんは、都知事に就任した昨年8月以降、毎週金曜日の14時に行われる小池知事の定例会見に、できる限り出席するようにしていました。

しかし、小池知事の「記者選別」はトランプ大統領並とのこと。

質疑は、「お気に入り」の記者を優先するそうです。

フリーランスの記者は、厳しい質問は付き物。

そのような記者には、質問をさせないというのは、どうしても心理上あるものと思います。

ですが、この日、なぜか横田さんは、半年ぶりに指名されました。

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排除発言

定例会見での、横田さんとの質疑です。

横田さん:フリーの横田です。前原代表が昨日ですね、所属議員向けに「希望の党に公認申請をすれば、排除されない」という説明をしたのですが、一方で(小池)知事、(希望)代表は「安保、改憲を考慮して一致しない人は公認しない」と(報道機関に話している)。(前原代表と)言っていることが違うと思うのですが、前原代表を騙したのでしょうか。それとも共謀して、そういうことを言ったのでしょうか。二人の言っていることが違うのですが。

小池知事:すいません。横田さん。その質問は、この後、ちょっと場所を転換してからお答えさせていただいた方がいいと思いますし、「独特の言語」を使っていらっしゃるなと今思ったところです。

横田さん:いや、都政と国政連携するということで、1部でもいいんじゃないですか。

小池知事:いえいえ。ここはきっちりと分けたほうがよろしいのではないかと。

横田さん:「寛容な保守」と言いながら、選別しているのはおかしいんじゃないですか。

小池知事:いやいや。ですから、この後やった方が。私は今、都知事としての会見をやってるわけですから、ちょっと待ってくださいね。

小池知事は、定例会見では都知事の立場で受け答えをするため、都民ファーストの会特別顧問や希望の党代表としての質問は受け付けないルールになっています。

そのため、会見後に非公式の取材という形で、政党関係の質問を受けることになっていました。

そして、数分後に非公式取材になると、小池知事は、約束どおり、最初に横田さんを逆指名しました。

小池知事:では、横田さんもう一回いきますか。

横田さん:繰り返しになりますが、前原代表が昨日発言した「(希望の党に)公認申請すれば排除されない」ということについて。小池知事・代表は、安保・改憲で一致する人のみを公認すると。前原代表を騙したのでしょうか。共謀して、「リベラル派大量虐殺、公認拒否」とも言われているんですが。

小池知事:わかりました、お答えします。前原代表がどういう発言をしたのか、承知をいたしていませんが、「排除されない」ということはございませんで、「排除」いたします。取捨(選択)というか、絞らせていただきます。

それは、安全保障、そして憲法観といった根幹の部分で一致していることが政党としての、政党を構成する構成員としての必要最低限のことではないかと思っておりますので、それまでの考えであったり、そういったことも踏まえながら判断をしたいと思います。

現下の北朝鮮情勢などで、これまでの議論に加えてリアルな対応を取っていこうと考える方々もいらっしゃるので、そういったところもしっかり皆様、希望の党から出馬されたいという方を絞り込ませていただくことでございます。ちなみに、その作業は私どもの方では若狭(勝)議員、そして民進の方から玄葉(光一郎)議員が絞り込みの作業に入るということで基本的に任せているところです。

横田さん:ということは、「安倍政権打倒」を甘い言葉にして、リベラル派大量虐殺、公認拒否・排除をしたということになりませんか。「(綱領にある)寛容な保守」であれば、ハト派からタカ派まで包み込まないのですか。公認しないのですか。そうしないと、安倍政権を倒せないのではないですか。

小池知事:多様性に富んでいるということは、これ(会見)で証明していることになります。とても寛容な記者クラブで…(と言って、私の質問に答えるのをやめて次の記者を指名)。

この「排除」「取捨」という強烈な言い方は、横田さんも驚いたそうです。

小池知事もまずいと思ったのでしょう。

発言のあと、話をすり替え、質問の回答をやめ、次の記者を指名してしまっています。

また、小池知事は、この会見のあと、発言を大変悔やんでいたことが、関係者の話であります。

このたった一言が、一気に風を止めてしまいました。

「排除発言」撤回していれば勝てた?

希望の党幹部が、悔やんだ発言をしたのは、立憲民主党結党の後でした。

希望の党公認候補を決める民進側の窓口だった玄葉光一郎・元外務大臣は「(排除)発言がなければ、希望の党は200議席に迫る勢いだ」(13日)、「『排除』という言葉を使わなかったら、今ごろ自民党と競っていた」(18日)と話します。

小池知事も、13日のBSフジの番組で「きつい言葉だったと思うが、政策の一致(が重要)ということを申し上げたかった」と釈明しています。

釈明ではなく、撤回していれば、多少状況は違っていたかもしれません。

独裁があだ?

7月2日の都議選では、自民党は歴史的惨敗をし、都民ファ―ストの会は圧勝しました。

その立役者は、野田数・特別秘書(前・都民ファ代表)と選挙プランナーの松田馨さんとされています。

松田さんは、去年11月12日の小池政治塾「希望の塾」第2回で講師を務め、2006年と2010年の滋賀県知事選で嘉田由紀子・前知事の連続当選にも貢献した人物。

野田さんついては、いろいろありますが。

野田数が小池百合子に変わって都民ファースト新代表!極右の経歴、出身大学は?

しかし、今回の総選挙に、この2人は、一切関わっていません。

都政関係者は「小池代表以外で候補者選定に関わっていたのは、産経新聞出身の事務総長のO氏と小池氏と懇意なジャーナリストのU氏で、リベラル派排除を進めたのはO氏と囁かれていました。都議選では、水面下の調整を含めた陣頭指揮を取った野田氏と、選挙プランナーとして候補者に指南をした松田氏が都民ファ圧勝に大きく貢献しましたが、今回の総選挙では2人とも外されていたようです」と事情を話しています。

実績を残した人材を外し、先の読めない不寛容な側近で脇を固めたことは、大きな敗因の1つといえると思います。

人選ミスや、小池知事自身の聞く耳を持たない「独裁的体質」が、今回の転落を加速させたかもしれません。

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小池代表についた新しいあだ名

風がやみ、国民の反感を買ってしまうと、一気にネガティブなニックネームがつけられます。

わずか1年前の都知事選では、自民党と決別し、崖から飛び降りるように出馬し、草の根選挙で大勝した小池知事。

このときは、ジャンヌ・ダルクのような善玉のイメージでした。

それが、今回は独裁がすぎて、日刊ゲンダイに「女ヒトラー」と命名されてしまいました。

また、横田さんが「前原代表を騙したのか」と聞いた瞬間、小池知事はにやりと笑いました。

その動画が「『前原を騙した?』に『ふふふ』さすが緑のタヌキ(笑)」とSNSで拡散されてしまうことになってしまいます。

小池代表はお気に入り記者しか質問させない?

上述したように、小池知事の「記者選別」はトランプ大統領並。

横田さんは、去年8月12日、自身2回目の指名で、「築地市場の移転問題について、市場関係者との面談を非公開にしたこと」を質問しました。

これが、ブラックリストに載ったきっかけと、横田さんは感じているようです。

実際、それ以降、半年あまり指名されませんでした。

そこで、ネット媒体「リテラ」に「都知事会見指名回数順位表(お気に入り記者ランキング)」を掲載したとのこと。

すると、その約1週間後、指名されました。

ですが、また、指名されなくなります。

今度は、月刊誌「創」2017年9月号に、今年7月までの情報を追加した最新版を掲載してもらうと、9月29日に半年ぶりに指名されました。

それが、希望の党の命運を分けてしまいました。

また、横田さんは、このように嘆いています。

「日テレの久野村記者やTHE PAGEの具志堅記者は、直近の会見でも私よりはるかに頻繁に指名されている。ランキング2位の具志堅記者は、10月6日と13日に両方とも指された。久野村記者は、13日の囲み取材で私が質問したとたん『囲み終了』が宣言されたにもかかわらず、そのあとで追加質問が許される特別扱いを受けていた。」

また、9月30日の東京、大阪、愛知の三都府県知事の衆院選連携を宣言した記者会見では、司会者に横田さんを「あてないで」というメモを渡しています。

これは、過激な質問をする、フリージャーナリストの宿命でしょうか。

おわりに

「排除」「そもそも」といった表現だけで、一気に風をとめてしまいました。

言葉とは、怖ろしいものです。

これまで、歴史上の国のリーダーは、言葉で国を動かしてきました。

ですが、本性を見るためには、このようなジャーナリストは必要だと思います。

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コメント

  1. 捨てる より:

    あぁ最初に排除という言葉を言ったのは前原だったのか
    最初に質問された時に頭の中に入ってしまったんだな

  2. かにえもん より:

    誘導質問だったみたいで、小池さんが気の毒。
    記者はみんな意地悪だから、気をつけてください。

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